2017.03.03
プレスリリース
東芝テックとの資本提携に関するお知らせ
ディープラーニングを活用し産業構造の変革をサポートする株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO兼CTO:岡田陽介、以下 ABEJA(アベジャ))は、東芝テック株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:池田隆之、以下(東芝テック))と、2017年3月2日に資本提携契約を締結し、東芝テックを引受先とする総額約1億2千万円の第三者割当増資を実施いたしますので、お知らせいたします。
ABEJAは、AIのブレークスルー技術であり、蓄積されたビックデータから人間の手を介さずしてそのデータを適切に表現する特徴を自動的に見つけ出す「ディープラーニング」を活用した解析プラットフォーム「ABEJA Platform」を提供しています。これまで、ディープラーニングを活用し実店舗における様々な情報を収集・解析・可視化する「ABEJA Platform for Retail」を、小売・流通業界を中心に、国内の300店舗以上(2017年2月末時点)に導入頂いており、店舗運営の改善に資するソリューションを提供してまいりました。また、2016年6月には、ダイキン工業株式会社の技術開発拠点であるテクノロジー・イノベーションセンターと、ディープラーニングを活用した協業を開始し、製造業界にも進出しています。
東芝テックおよびABEJAは、今後、共同での研究開発および両社の事業における連携についても協議を進める予定でおり、今回の資本提携により調達した資金については、ディープラーニング等のAIに関連した技術の研究開発に充てるとともに、将来的に東芝テックと共同で実施する研究開発や、業容拡大のために必要となる事業体制の強化にも充てる予定です。なお、東芝テックは、ABEJAが、2016年12月に、正式版に先駆け提供を開始した「ABEJA Platform Partner Ecosystem」※へもパートナーとして参画を頂いております。
ABEJAは、引き続き、ディープラーニングの活用により、国内外問わず多様な業界、シーンにおけるビジネスの効率化・自動化を促進し、産業構造の変革に貢献してまいります。
【 ABEJA Platform OpenとPartner Ecosystemについて 】
「ABEJA Platform Open」とは、これまで顧客へのソリューション提供基盤としてABEJA社内で活用していた、「ABEJA Platform」(PaaS)をオープン化し、一定の認定要件を満たすパートナー企業に利活用頂くものです。様々なIoTデバイスやネットワーク、他サービスと連携することができ、ディープラーニングを活用し、大量データの取得・蓄積・学習・解析・出力・フィードバックが可能な先進的なPaaS基盤です。ABEJAは、「ABEJA Platform Open」をハブとして、IoT、ビックデータの各プレーヤーであるパートナー企業および、IoT、ビックデータ、AIの活用を希望する企業(パートナーのクライアント含む)をつなぎ、大量データの循環を加速させ、イノベーションの創出に必要なエコシステムの形成を目指します。このエコシステムの形成に必要なパートナーとして、① IoTデバイスパートナー、② IoTネットワークパートナー、③システムインテグレーションパートナー、④コンサルティングパートナー、⑤ APIエコノミーパートナー、の5つの領域において、技術力やノウハウを持つ企業と、随時提携を進めております。
【 株式会社ABEJAについて 】
ABEJAは、蓄積されたビックデータから、人間の手を介さずしてそのデータを適切に表現する特徴を自動的に見つけ出す「特徴量抽出」の自動化を行う「ディープラーニング」を活用し、多様な業界、シーンにおけるビジネスの効率化・自動化を促進するベンチャー企業です。2012年の創業時より、国内のAI関連を専門とする大学教員陣と連携し、ディープラーニング技術などの研究を行っており、提供するサービスで用いられるディープラーニングの技術は、すべて自社で開発しています。現在は、小売・流通業界を中心にサービスを展開し、株式会社三越伊勢丹ホールディングス、株式会社ゲオ、株式会社ジュンなど、国内大手小売企業を対象に約300店舗(2017年2月末時点)への導入実績があります。
会社名: 株式会社 ABEJA
代表者: 代表取締役社長CEO兼CTO 岡田 陽介
所在地: 東京都港区虎ノ門4-1-20 田中山ビル10階
事業内容: ディープラーニングを活用した産業構造変革のサポート
URL: http://www.abeja.asia/
【本件に関するお問合せ】
株式会社ABEJA 担当:広報 中野 外木
電話番号:03-6452-8848
メール:pr@abeja.asia