2026.11.04
プレスリリース
ABEJA、IDOMの中古車販売における調達・営業業務にAIエージェントを実装~ 「Gulliver AX宣言」を支援するパートナー企 業として顧客体験と生産性の向上を推進 ~

人とAIの協調により「ゆたかな世界を、実装する」株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役CEO:岡田 陽介、以下「ABEJA」)は、株式会社IDOM(以下「IDOM」)の中古車販売における調達・営業業務を支援するAIエージェントを、ABEJA Platformを活用して開発・実装いたしました。
ABEJAは、IDOMが発表した「Gulliver AX宣言」を支援するAIパートナー企業として、IDOMの顧客体験の向上と業務の最適化に取り組みます。
■ 背景
ABEJAは、「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念に掲げ、ABEJA Platformを中核に、顧客のAI活用を実運用として成立させ、継続的な高度化を実現するエンタープライズプラットフォーム事業を展開しています。
IDOMは、中古車流通大手である「ガリバー」ブランドなどを全国498店舗(2026年2月時点)展開する業界のリーディングカンパニーです。
同社はお客様一人ひとりに寄り添う「まちのクルマ屋」の実現に向けて、クルマ選びから購入後のカーライフまでの顧客体験を高めるAXを推進しています。2026年10月26日には、2030年に向けたAI時代の構造変革を見据え、商談や商品調達領域におけるAIエージェントの活用を進める「Gulliver AX宣言」を発表しました。
中古車販売における調達・営業業務は、在庫選定や顧客への提案の精度が、販売機会や顧客体験を大きく左右するミッションクリティカルな領域です。顧客の個別要望と膨大な在庫条件を適切に照合する必要があることに加え、中古車は高額商品で検討期間も長いことから、商談内容や顧客の希望条件などを継続的に管理し、現場の業務に沿って運用できる仕組みの構築が求められていました。
ABEJAはこれまで、経済産業省およびNEDOが推進する「GENIAC」事業において自動車整備領域でIDOMと共同開発・実証を行うなど※、中古車流通における多様な業務領域で共創を重ねてまいりました。このたび、こうした取り組みをご評価いただき、ABEJA Platformを活用し、IDOMの調達、店頭商談、来店後の検討フォローを支援するAIエージェントを開発し、実装いたしました。
■ 概要
本取り組みで構築したAIエージェントは、各業務で利用する車両・在庫情報や商談内容、顧客の希望条件などを参照・分析し、担当者の判断支援や顧客との対話を行うAIシステムです。
人とAIが役割を分担することで、担当者が顧客への提案や判断に注力できる環境の構築をめざします。また、現場での利用状況や担当者のフィードバックを踏まえて、AIの精度と利便性を継続的に改善し、顧客一人ひとりに寄り添う接客と、調達・営業業務の生産性向上につなげます。
(1)調達領域:最適な在庫選定と仕入れの判断を支える「調達AIエージェント」
展示販売業態全店舗における商品構成や仕入れなど調達領域において、「商談可視化AIエージェント」や「コンシェルジュAIエージェント」で得られた市場需要や顧客ニーズを元に、店舗ごとの需要に即した最適な在庫構成を提案し、調達業務の効率化を支援します。
(2)営業領域(店頭商談):対面での商談状況を可視化し、営業担当者を支援する「商談可視化AIエージェント」
店舗における営業担当者と顧客の商談中の対話をリアルタイムで解析し、商談の進行を可視化します。その上で店長等が適切なタイミングで商談をサポートすることで、営業担当者の経験や習熟度に関わらず、顧客一人ひとりに寄り添った質の高い接客を提供することが可能となります。
(3)営業領域(検討フォロー):来店後も顧客が自分のペースで相談・検討できる「コンシェルジュAIエージェント」
店頭で購入に至らなかった顧客に対し、帰宅後も自身のペースで検討を進めていただけるよう、来店時に登録された顧客管理(CRM)システムと連動したAIがフォローアップを実施します。チャット等で顧客の希望条件を改めて整理し、顧客が希望するタイミングで、営業担当者に引き継ぐ設計です。
なお、顧客情報については、プライバシーや個人情報保護に配慮し、適切な同意のもとで取り扱います。外部のAI学習に利用されないセキュアな環境で暗号化して管理します。
■ 今後の展望
ABEJAは今後、IDOMと連携し、各取り組みの利用状況や顧客対応、業務効果等を検証しながら、実装したAIエージェントの高度化と適用拡大を推進してまいります。
また、AIが自律的に意思決定と業務遂行を担う「Agentic AI」の適用領域を広げ、将来的に営業、仕入れ・調達、整備、バックオフィスなどの各領域に特化したAIエージェント同士が自律的に連携・対話を行う「Agent to Agent(A2A)」の実現を目指します。
ABEJAは、本取り組みを通じて、IDOMの「Gulliver AX宣言」の実現を推進するとともに顧客の新たな要望への対応を迅速化し、顧客体験と生産性の向上に貢献してまいります。
ABEJAは、引き続き、ABEJA Platformを通して、ミッションクリティカル業務におけるAI活用を支援し、産業構造の変革を推進します。
※参照リリース:https://www.abejainc.com/news/20260604/1
■ 株式会社IDOMについて
中古車買取のパイオニア。中古車販売においてもリーディングカンパニーに成長しています。買取価格の透明化をはじめとした、クルマ流通のイノベーションに挑み続けてきました。現在は、「ガリバー」ブランドを中心に、日本全国に約490店舗を展開しています。今後もコーポレートミッションである、「新たな仕組みとサービスで、あなたの人生を彩り続ける『まちのクルマ屋』」の体現をめざし、地域に根ざした店舗づくりに取り組んでいきます。
本社:〒100-7026 東京都千代田区丸の内二丁目7-2 JPタワー26階
設立:1994年10月25日
代表:代表取締役社長 羽鳥 由宇介
事業:「ガリバー」ブランドを中心とした中古車の買取、販売及び付帯サービス提供
■ 株式会社ABEJAについて
ABEJAは、「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念に掲げ、ABEJA Platformを中核に、顧客のAI活用を実運用として成立させ、継続的な高度化を実現するエンタープライズプラットフォーム事業を展開しています。ABEJA Platformは、AIをPoC(概念検証)ではなく実運用として成立させ、Agentic AIによる意思決定とPhysical AIによる実行を統合することで、データ、意思決定、オペレーションを一体的に扱い、リアル空間における業務の高度化を支える実装基盤です。また、人とAIが協調する「Human in the Loop」を前提としたアーキテクチャの元、初期段階からAIの実運用を可能にし、「ゼロPoC」を実現します。これにより、ミッションクリティカルな業務においても、AIを業務プロセスに組み込みながら継続的に高度化することが可能です。
本社:東京都港区三田一丁目1番14号 Bizflex麻布十番2階
設立:2012年9月10日
代表:代表取締役CEO 岡田 陽介
事業:顧客のAI活用を実運用として成立させ、継続的な高度化を実現する「エンタープライズプラットフォーム事業」
URL :https://abejainc.com
