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来店客数の数え方|3つの計測方法の違いと選び方

2025-02-03

#ストアアナリティクス, #小売, #店舗運営



来店客数は、売上を構成する重要な指標の1つです。売上高は「店前通行量 × 入店率 × 買上率 × 客単価」に分解でき、入店率は「来店客数 ÷ 店前通行量」で求めます。(店前通行量・入店率の定義と計算式)来店客数を把握できなければ、売上の変化が集客に由来するものか、店内での買い上げ率に由来するものかを切り分けることが難しくなります。


来店客数の数え方には、目視、赤外線センサー、AIカメラの3つがあります。コストと精度、計測できる期間がそれぞれ異なるため、来店客数を何の判断に使うかによって、適した方法が変わります。


本記事では、3つの計測方法の違いと選び方、来店カウンターを設置するときの注意点を解説します。

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来店客数カウントとは?

来店客数カウントとは、店舗に訪れる顧客の数を測定するプロセスを指し、これを実現するためのシステムは、「来店カウンター」「入店カウンター」「入店人数計測システム」などと呼ばれます。

来店カウンターを導入することにより、店舗の集客効果の把握や、マーケティング戦略やリソース配置の最適化に役立つ示唆を得ることができます。


来店客数は、店舗運営における、基本的かつ重要な指標です。店舗の人気度や販売促進活動の効果を測定するだけでなく、スタッフ配置や商品の陳列計画の最適化にも、来店客数というデータは活用することができます。


店舗や商品の評価、施策の効果など、店舗運営の様々なテーマで用いる指標であるために、来店客数のカウントにあたっては、信頼性の高いデータを収集することが重要です。




来店客数カウントの方法と種類

来店客数をカウントするうえでは、多様な選択肢があります。従来の目視によるカウントに加え、赤外線センサーやAIカメラを用いた来客カウンターが登場しており、それぞれで特徴と利点が異なります。


先ほど述べたように、来店客数を収集するうえでは、信頼性の担保が重要となります。様々な選択肢とその特徴を踏まえて、店舗の形態や規模に合わせた最適な選択を採ることが求められます。


目視カウントと来客カウンターの違い

来客カウンターでは、赤外線センサーやAIカメラを利用して来店者数をリアルタイムで計測します。目視でのカウントと比べて、人件費がかからず、また365日24時間の計測が可能なことが特徴です。継続的に来客人数を計測する場合は、来店カウンターの導入が選択肢となるでしょう。


一方、目視によるカウントはシステム導入などの初期コストがかからないため、イベント時の計測などスポットでの実施の場合には適切な選択肢の1つです。人的リソースに依存するため、長時間の計測には不向きな点に注意しましょう。



赤外線センサーとAIカメラの違い

ここからは、来店カウンターについて、赤外線センサーとAIカメラの2つの種類の特徴を解説します。


※AIカメラと防犯カメラの違い


​​赤外線センサー

赤外線センサーを用いた来店カウンターでは、店舗の入り口に赤外線センサーを設置し、入店や退店時に赤外線を遮る動作を検知することで、来店客数をカウントします。このあと出てくるAIカメラと比べると、コストが低く設置も容易ですが、赤外線が遮られる回数を計測する性質から、複数人が同時通過した場合や人の動きが速い場合には精度が低下する点に注意が必要です。


データの信頼性はそこまで高くなくてもよい、店舗の来店客数の大枠を、傾向値で良いので掴みたい、低コストかつ早期に来店客数の傾向値を掴みたい、こういったケースでの選択肢となるでしょう。



AIカメラ

AIカメラを使いた来店カウンターでは、店舗入り口や店内に設置したカメラで来客者の映像を取得し、AIを用いて映像をリアルタイムで解析することで、来店客数をカウントします。赤外線センサーと比べて高価ですが、ディープラーニングを活用した画像解析技術で高精度なデータ取得ができるほか、入退店を分けてカウントしたり、店員除去などを行うことも可能です。


来店客数を店舗評価や経営判断に用いたい場合、適切なKPIを策定しデータ分析のもとで「売上増」「経費削減」を実現していきたい場合、有力な選択肢となるでしょう。




来店カウンター設置のポイント

来店カウンターを効果的に機能させるためには、機器を設置する場所にも注意が必要です。適切な設置ポイントを押さえることで、より正確なデータ取得が可能となります。


※AIカメラ導入の流れ


来客カウンター設置の前提

来店カウンターを設置する場合、顧客の視界や動線に干渉しないことが重要です。来店客数を適切にカウントすることの重要性は自明ですが、そのために顧客体験に悪影響を引き起こしては本末転倒です。顧客の自然な流れを妨げない配置を心掛けましょう。



適切なデータ取得位置の選定

来店カウンターの導入において、データ取得位置の選定は極めて重要です。最適なデータを得るためには、人の流れを予測し、最も動きが集中する場所にカウンターを設置する必要があります。また、混雑時にも正確にカウントできるよう、設置角度や高さの調整にも配慮が必要です。これにより、取得データの信頼性が向上し、運営改善のための具体的なインサイトをもたらします。




よくあるご質問

Q1.目視のカウントではだめですか?

A1.短期間の把握なら可能です。ただし①繁忙時間帯で精度が落ちる ②人手がかかる ③店舗間で基準がそろわない、の3点で継続運用には向きません。


Q2.赤外線センサーとAIカメラでは精度がどのくらい違いますか?

A2.赤外線センサーは、設置環境や方式によっては、複数人が同時に通過した場合などに計測誤差が生じることがあります。AIカメラは画像解析によって人物を検知・計測でき、ABEJA Insight for Retailでは来客人数の計測精度約90%の実績があります。※計測精度は設置環境等によって異なります。


Q3.既存の防犯カメラで来店客数は数えられますか?

A3.防犯カメラは記録が目的で、来客人数の計測に必要な解析機能や設置条件を満たしていない場合があります。設置角度や画角も計測向きではないため、そのままでは正しく来店客数は数えられません。


※AIカメラと防犯カメラの違い




信頼性の高いデータ取得を実現する、「Insight for Retail」

上で説明したとおり、来客人数を店舗評価や経営判断に用いたい場合には、いかにして信頼性の高いデータを取得するかが重要となります。「Insight for Retail」は、信頼性の高いデータを取得し、またそのデータの有効活用を実現するうえで、最適なサービスの1つです。


高精度なデータ

「Insight for Retail」は、最新のAI技術と充実のサポート体制を兼ね備えており、店舗ごとの目的に併せた高精度なデータ取得が可能です。


専任担当者が機材調達から設置、データ真値チェックまで行い、高い精度でのデータ提供を実現。また、24時間 365日の安心なモニタリング体制や不具合発生時の即時対応も備えています。これにより、顧客の行動分析や購買パターンを正確に把握し、店舗運営に活かすことができます。



データ分析・活用の伴走支援

データ分析には一定の専門知識が必要となりますが、「Insight for Retail」はカスタマーサクセスによる伴走支援のもと、データの効果的な活用をサポートします。データ活用に関する定期的なご相談から、POSデータなどシステム連携等の対応まで幅広く支援。これにより、分析結果を素早く経営判断に結び付けることができます。




まとめ

冒頭に触れたように、来店客数という指標は、売上を構成する重要な要素の1つであり、店舗運営や販売戦略を高度化する際には欠かすことができません。本記事を参考にし適切な方法を選定のうえで、来店客数データの取得とその活用を推進いただくことをおすすめします。




ABEJA Insight for Retailのご紹介

ABEJAでは小売店舗向けのストアアナリティクスを提供しております。現在、600店舗以上で導入されており、分析精度の高さとデータ分析サポート体制において高い評価をいただいております。


少しでもご興味を持っていただけましたら、気軽にお問い合わせください。



▼サービス詳細はこちら

https://abejainc.com/insight-retail-main


▼お問い合わせはこちら

https://www.abejainc.com/insight-retail-contact

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泉 和成(いずみ かずなり)

株式会社ABEJA

デジタルプラットフォーム事業1部 リテール領域G グループマネジャー

2018年にABEJA Insight for RetailのSales兼Customer Success としてジョイン。

2020年より事業責任者として事業+プロダクトを牽引。

120社以上・1,100店舗以上のデータドリブン店舗経営支援を行い、多くの顧客の店舗経営の変革に携わる。

本ブログでは、「経験・勘・度胸」+データ/テックによる新しい店舗経営の姿を

中心に、記事を監修しています。

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