「ABEJA Platform」を活用した製造業向けパッケージの提供を開始 〜 ディープラーニング技術で製造業バリューチェーンの構造変革を促進 〜|株式会社ABEJA
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2017.07.04

プレスリリース

「ABEJA Platform」を活用した製造業向けパッケージの提供を開始 〜 ディープラーニング技術で製造業バリューチェーンの構造変革を促進 〜

 ディープラーニングを活用し産業構造の変革をサポートする株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO兼CTO:岡田陽介、以下 ABEJA(アベジャ))は、製造業におけるバリューチェーンの構造変革を図るソリューションとして、「ABEJA Platform」を活用したパッケージサービスの提供を、2017年7月より開始いたしましたので、お知らせいたします。



 ABEJAは、AIのブレークスルー技術であり、蓄積されたビックデータから人間の手を介さずしてそのデータを適切に表現する特徴を自動的に見つけ出す「ディープラーニング」技術を活用したサービスを提供しています。これまで、ディープラーニング技術を活用し様々な大量データの取得・蓄積・学習・解析・出力・フィードバックを行うPaaS(Platform as a Service)技術である「ABEJA Platform」の研究開発を行ってまいりました。また、「ABEJA Platform」をベースに、小売・流通に特化したSaaS(Software as a Service)「ABEJA Platform for Retail」を、国内の300店舗以上(2017年6月末時点)に導入頂き、店舗運営の改善に資するソリューションを提供してまいりました。また、2016年6月には、ダイキン工業株式会社の技術開発拠点であるテクノロジー・イノベーションセンターと、ディープラーニングを活用したPaaS 領域における協業を開始し、製造業界にも進出しています。



 昨今、製造業界においては、第4次産業革命が起きつつあり、IoT、ビックデータ、AIを駆使した次世代型のモノづくりを実現すべく、様々な変革が進んでおります。この度、ABEJAが提供を開始する、「ABEJA Platform」を活用した製造業向けパッケージは、モノづくりのバリューチェーンの中でも、特に、自動化・効率化のニーズの高い、① 部品等の調達品および完成品の検品、② 製造装置の故障予知、③ 各種部品の調達数管理、④ 製造数の管理や倉庫の在庫管理を、ディープラーニング技術等を駆使し、自動化・効率化を図るソリューションです。本パッケージは、安定した運用に至るまでに必要な、大量データの取得・蓄積・学習・解析・出力・フィードバックの全行程が含まれます。具体的には、ユースケースの定義を含めた個社別のプロジェクトの設計に始まり、各種IoTデバイスの設置、データの収集、複数のシステムとのインテグレーション、収集したビックデータをもとにした学習を実施し、検証を行います。その後、推論のフェーズに移行し、クラウド・エッジを問わず、自動化・効率化を行う安定した運用プロセスを提供します。また、エッジとクラウドを連携した運用により、各利点を最大限に活かしたデータのハンドリングも可能となります。例えば、遠隔監視や学習データのアップデートなどをクラウドでコントロールできることに加え、エッジの利点を活かしたリアルタイム実行やバッチによる実行頻度のスケジューリングにも対応しています。これらの工程は、ABEJA Platform Partner EcosystemのIoTデバイスパートナー、IoTネットワークパートナー、システムインテグレーションパートナー、コンサルティングパートナー、APIエコノミーパートナーと連携し、提供を行う予定です。また、学習フェーズにおいて、教師データを作成する際に必要となる、データに対してのラベル付(アノテーション)の支援もABEJAアノテーションツールを通してABEJAのパートナーであるクラウドワーカーとの連携により、オプションとして提供を行います。



 ABEJAは、本サービスの提供を通し、モノづくりにおけるバリューチェーンの構造変革を促進し、製造業界における第4次産業革命の一層の加速に貢献します。また、エコシステムのパートナー各社と連携し、「ABEJA Platform」を普及させることで、AI、特にディープラーニング技術の活用により、国内外問わず多様な業界、シーンにおけるビジネスの効率化・自動化を促進し、産業構造の変革に貢献してまいります。



【 「ABEJA Platform」を活用した製造業向けパッケージ 概要 】

■ 提供開始日:2017年7月1日



■ 提供ソリューション:

 画像、動画、音声、振動、稼働情報などの、マルチモーダルなデータを、IoTデバイス等を介して取得し、ABEJA Platformにおいて、学習、検証、推論を実施します。その後、解析結果をIoTデバイス等にフィードバックし、生産ラインや機械の制御、稼働情報の可視化、調達管理の自動化・効率化を図ります。


① 部品等の調達品および完成品の検品

② 製造装置の故障予知

③ 各種部品の調達数管理

④ 製造数の管理や倉庫の在庫管理



■ 概要図:




【 株式会社ABEJAについて 】

 ABEJAは、蓄積されたビックデータから、人間の手を介さずしてそのデータを適切に表現する特徴を自動的に見つけ出す「特徴量抽出」の自動化を行う「ディープラーニング」を活用し、多様な業界、シーンにおけるビジネスの効率化・自動化を促進するベンチャー企業です。2012年の創業時より、国内のAI関連を専門とする大学教員陣と連携し、ディープラーニング技術などの研究を行っており、提供するサービスで用いられるディープラーニングの技術は、すべて自社で開発しています。現在は、小売・流通業界を中心にサービスを展開し、株式会社三越伊勢丹ホールディングス、株式会社ゲオ、株式会社ジュンなど、国内大手小売企業を対象に70社、約300店舗以上への導入実績があります。また、2016年6月には、ダイキン工業株式会社の技術開発拠点であるテクノロジー・イノベーションセンターと、ディープラーニングを活用した協業を開始し、製造業界にも進出しています。



会社名: 株式会社 ABEJA 

代表者: 代表取締役社長CEO兼CTO 岡田 陽介

所在地: 東京都港区虎ノ門4-1-20 田中山ビル10階

資本金: 14億26万円(資本準備金含む)

事業内容: ディープラーニング技術を活用した産業構造変革のサポート

URL: https://www.abeja.asia/

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