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Technopreneurship

ABEJAのテクノプレナーシップ

テクノロジーは産業や経済だけでなく、
わたしたちの生活レベルでも大きな変化をもたらします。
だから、テクノロジーは正しく使われなければならず、
そのためには広くリベラルアーツを学ぶ必要があるのです。

ABEJAは「テクノプレナーシップ」の精神を大事にしています。

テクノロジーによって、非線形イノベーションを実現して
インパクトのある社会貢献をする姿勢。
リベラルアーツによって、その行為を問い続ける姿勢。

これらは円環になっており、問い続ける姿勢が次のイノベーションを生み、
イノベーションが新しい問いを生み出します。

ABEJAはこの一連の運動を経済活動のなかで行なうことで、
わたしたちを来たるべき世界へ向かわせ、
企業としての役割を果たそうと考えています。

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テクノプレナーシップとは

テクノプレナーシップ(technopreneurship)とは、テクノロジーを使ってビジネスにイノベーションをもたらす新しいタイプの起業家精神のことです。オックスフォード辞典によると、テクノプレナー(technopreneur)はテクノロジー(technology)とアントレプレナー(entrepreneur)を組み合わせた造語で、1990年代に使われはじめたといいます。2010年頃からは、ビジネスにおいても使われるようになりました。 またこの言葉には、イノベーションを目指すために必要な「情熱を持って仕事をする」「失敗を恐れない 」といった意味も暗に込められています。

再評価されるリベラルアーツ

ちょうどテクノプレナーという言葉が広まり始めた 2010年に、当時AppleのCEOだったスティーブ・ジョブズは、iPadを初めて発表したキーノートで、「テクノロジーとリベラルアーツの交差点」でイノベーションに挑戦していると語りました。また翌年には、「テクノロジーだけではなくリベラルアーツがなければ、わたしたちは心踊らない」とも話しています。ジョブズのこうした一連の発言が、今日のリベラルアーツの再評価につながっていきました。リベラルアーツとは「自由な精神であるための教養」のことで、今日的な言葉としては「均質化せず領域を横断するリテラシーとスキル」と翻訳されるのではないかと思います。

テクノロジーとリベラルアーツの歴史

リベラルアーツがなければ、テクノロジーによるイノベーションが実現されないことは、今にはじまった話ではありません。15世紀にグーテンベルクが活版印刷を発明しましたが、実際にテクノロジーが広く活用されたのは、ずっとあとのことでした。印刷技術の一般化に大きく貢献したのは、18世紀にディドロらによって書かれた『百科全書』と言われています。この本に書かれているのは、印刷の方法でした。技術の使い方を普及させる、こうしたリベラルアーツの実践がなければ、活版印刷技術はただの秘術で終わっていた可能性さえあるのです。

ABEJAの考えるリベラルアーツ

わたしたちは、新しいテクノロジーをビジネスに応用してきました。今までテクノロジーと身近に接してきたことで、本当に必要なのは「何のテクノロジーを使うか」ではなく、「何のために、どのように使うか」であると痛感しています。わたしたちは、この「問い」を日々問い続けなければなりません。この実践こそが、リベラルアーツであると考えています。

ABEJAのテクノプレナーシップ

わたしたちはテクノプレナーシップ本来のテクノロジーとアントレプレナーシップに、リベラルアーツの意味もくわえて再定義しました。テクノロジーとリベラルアーツは、イノベーションに必要な両輪であり、円環で、アントレプレナーシップはそれを実現する原動力。つまり、テクノプレナーシップとは、わたしたちの行動精神なのです。

ABEJAの企業理念とビジョン

テクノプレナーシップは、わたしたちの企業理念である「ゆたかな世界を、実装する」にも表現されています。リベラルアーツは「世界」の「ゆたかさ」を判断するもので、それを「実装する」のがテクノロジー。またアントレプレナーシップは、わたしたちのビジョンである「イノベーションで世界を変える」という姿勢で表わされています。「ゆたかさ」とは、主観的なもので正解がありません。だから、わたしたちは、常にリベラルアーツで「ゆたかさとは何か」を問い続けながら、テクノロジーを利用して、イノベーションを目指すのです。

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